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Writing - 間違いから学べ

恵まれた環境の生徒さん

英語習得を目指している方の
中には非常に恵まれた環境に
いる人もいます。

この恵まれた環境とは、英語
学校、英会話スクーに通って
いる、あるいは神様の様な英語
の出来る友達がいるような、状況。

前者2つのケースは、時間的、
経済的に余裕がないと可能じ
ゃないから恵まれていますし、
最後の神様の様なと言うのは
英語の間違いとかを指摘して
くれるような友達のことです。

そんな、友達普通いませせんよね.

だから神様の様な….

でも残念な学習が多い

英語・英会話スクールに通って
いる方々は、自分で書いた英文
を添削・チェックしてもらえる
と思います。もちろん、何のク
ラスを受講しているかによりま
すが。ライティングのクラスで
あれば、まず確実に講師に英作
文をみてもらえますよね。

私の学校では、授業と関係な
くても、生徒さんが英作文、エッ
セイを提出すると、講師に添削
してもらえるサービスがあります。

しかしだ、何回添削しても、同じ
間違いを繰りかえしする生徒さん
が結構多数いる。あるいはすごい
量を書きマクって、明らかに、戻
ってきた添削済みの作文に目をと
おす時間なんかないんだろうな、
と思える生徒も。

つまり、講師の行った添削に目を
とおしていない、「残念」な生徒
サンたちが。

 

やりっぱなしはよくない

英語のWritingに限らず、何事も
そうですが、「やりっぱなし」
はよくありません。

もちろん、「やらない」よりは
たとえやりっぱなしでも「やる」
方がいいのですが…

しかし、高いお金を払って英語
学校に来ているわけです。

せっかく、自分の英語の間違いを
指摘してもらえるのに、そこから
何も学ばないなんて….

本当にもったいない。

英語を書くのと同じ時間見直しをし、
講師の添削に「注意」をして「認識」
すべきである。
なぜ、添削されているのか、なぜ自分
の書いた英文がおかしいのか….

そこまで考えると、Intake (内在化)
される可能性が増します。

 

すべての学習に言えます

と、言うことで、添削、間違いの指摘、
アドバイスをもらえる恵まれた立場の
人は、最大限フィードバックを活用、
有効利用してください。

そうしないと、一生同じ間違いを
し続けますよ。

これって、全ての学びどころか、
人生そのものに当てはまるかも!

大げさか….

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スピーキング - InputもOutputもバランスよく

Inputがなければ….

取り入れた知識がなければ、
Output(話す、書く)が出来ないことを

スピーキング - Inputしていないものは…

で書きました。
これは決して最初にインプットばかりを
しろ、という意味ではありません。
アウトプットの同時進行も

「取り入れた知識がなければ、
Output(話す、書く)が出来ない」
これは反論のしようが無い事実
だと思います。

しかしだ……

最初はずっとインプットばかり
と言うのもお勧めできません。

インプットした表現を口からだす練習
(アウトプット)は、いくらでもできます。
インプットしながらアウトプットすれば
いいのです。ある英語表現を覚えるのに
そのひょうげんを何回も口に出しながら
習得すれば一石二鳥です!

英語に限らずどのようなことも、ワンパターン
ではなく、多角的に取り組んだほうが
効果があると言うのが私の考えです。

 

もうすでにインプットされた英語が

日本で中学・高校に行った人は6年間
英語のインプットを既にしています。
大学に進学した人は更に最低2年間
英語の勉強をしているはずです。

ほとんどの大人の英語学習者は、頭の
中に英語がインプットされているはずです。

インプット済みのレベルと同等の英語を、
同時進行で口から出す練習(アウトプット)を
行えばいいのです。

My name is Kenji.
I am a businessman and I work for
a computer company in Shibuya.
My hobby is playing golf.

これでしたら中学の英語で十分です。

 

結論
インプット済みの英語があれば
アウトプットと平行して行いましょう!
何事もバランスが大事です。

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TOEICの勉強って?

英語の勉強をしていますか

「英語を教えています」

http://active-eng.com/2015/08/17/%e8%8b%b1%e8%aa%9e%e3%82%92%e6%95%99%e3%81%88%e3%81%a6%e3%81%84%e3%81%be%e3%81%99/

で私の英語を教える事への
こだわりについて書きました。

その中で書いたのは、私は
TOEFL,TOEIC, 英検を
教えているのではなく
「英語」を教えている事に
こだわりがあることです。

私が言いたいことを
察してくれた読者は有望な
英語学習者だと思います。

きっと「英語の勉強とは?」の
問いにも自分なりの答えが
ある方々でしょう。

そして、なんのために
英語を勉強しているのかを、
理解している人たちだと
思います。

 

英語の資格試験

なんらかの理由で英検の資格が
必要であったり、TOEIC,TOEFLで
高得点が必要な人達がいることは
事実です。

しかもかなり多数いることは
まちがいありません。

「私TOEICの勉強をしています」
って言う人が英語学習者の大部分を
占めていると思われます。

もし「TOEICの勉強をしています」
イコール「TOEICで高得点を取る事を
目標に勉強をしています」なのであれば、
「英語を教えている」私は非常に悲しい。

 

TOEICの勉強? 

TOECの勉強をしています。

TOEICテストの形式や概要を
教えるとかだったらわかるけど。

そもそも私の理解だと
TOEICって英語のテスト
のはずなのですが。

でも、このような言い方、先述
したようにいくらでも見たり、
耳にしたりします。

この業界でも聞くし、英語学習の
本やウェブ・サイトでもみます。

グーグルで”TOEICの勉強”
でフレーズ検索したら
352,000件のヒット。

結構な数ですよね。
心配になります。

学習者の皆様

結局何が言いたいかって?

別に日本語の表現がおかしい
って事がメインポイントでは
ないんですよ。

この表現が、なんか一部の
英語学習者の姿勢を表して
いるような気がして、心配なのです。

ようは英語を勉強して、英語力が
つけばTOEICでもTOEFLでも英検
でもいい点数をとったり、合格
すると言う非常にシンプルなことが
言いたいのです。

英語力をあげれば、資格試験
での高得点はあとから付いてきます。

TOEICを勉強したり、英検を勉強
する必要は無いと私は思うのです。

くどいですが、私は「TOEICを勉強する」
の意味が分からずにこの文章つづって
います(笑)

 

英語のテスト、資格試験の目的

よく考えてください。

これらのテストは英語力を
計るのが目的ですよね?

TOIEIC力を測るテストじゃ
ありませんよね….

英検2級力を測定するのが
目的ではありましぇんよね。

これらのテストは英語力を測るために、
点数とか級をつくって数値化している
はずです。

ですから英語力をあげれば、
その英語力が数値化され
いいTOEICの点数がとれるんです。
しかし、生徒さんのことを書いたけど、
英語を教える側はどうだろう?

「英語を教える」と「TOEICを教える」。

この明らかに違う二つの事に対して、
何のこだわりも無く、同じことだと
思っている同業者の「先生」方…..

うーん、どうしよう…

No Commentにしておきます。
やはり、同業者をどうこう言うのは…

 

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モチベーション:動機付け

娘に突っ込まれて

Motivationに関する記事
「モチベーションをあげようとして」

で、私が英語学校のスタッフが
生徒さんのモチベーションをあ
げようとして話しているのを聞いて、

「すばらしいやん、モチベーション
あげようとして」

と言ったけど、

彼女に「先生、そんなこと思って
いないでしょう」
と言われてしまった件について
書きました。
この記事を読んだ娘が、
「私も信じないわ」と
言ったのには大笑い。

 

難しいと言う読者も

そんなに難しい話では
ないつもりであったの
ですが、読んでくれた
生徒さんの中にはわか
りにくいと言う人も。

私の日本語文章力の問題かな…

 

私にはその能力が無い

つまり、英語に限らず、何において
成功するにもモチベーションが
大事なことはわかるし、賛同します。

本当にまさにそのとおりだと思っています。
モチベーションがあれば成功の
確立は大だと思います。

しかし、私は他者のモチベーション
をあげると言うのは、ものすごく難しい
事だと思っています。

はっきり言って、私には無理だと
ギブアップしたのです!

これだけ聴くと、とんでもない
先生みたいに思われるかもしれ
ません。

いや、事実そうなのかもしれませんが(笑)

 

自分に出来ることにエネルギーを

私が出した結論は、モチベーションアップ
のために注ぐ時間や労力を、違うことに
使おうと。
つまり、自分にできること、
自分に可能なことに。

生徒さんのモチベーションアップ
は正直言って私には実現できない
と判断したんです。

出来ること?

それで、自分に出来ることを
考えてみました。

楽しい興味がもてる授業

退屈でない教材の作成

エネルギッシュな授業

わかりやすい説明

単調にならないようにバラエティのある授業

授業でのユーモア

リラックスした雰囲気
なんか、上のリストの項目を
眺めていると、結局全て
モチベーションアップに
多少なりともつながっている
ような気がしてきました(笑)

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スピーキング - Inputしていないものは…

まずは英語を入力

あたり前の事ですが、英語で
話している時に、知らない単語や
表現が急に口から出てくる事は
ありえません。
知識として入力済み、つまり
触れたことのある英語しか出てきません。

インプット(入力)は言語習得の基礎を
形成します。インプットを継続的に
行う事は苦しく、時間を要する作業ですが、
これがまさに言語の習得で一番大事な
事なのです。

 

インプットした表現が… 

意識的な習得までいかなくてもいいのです。
インプットをとおして見たり、聞いたりした
だけでも、知らないうちに蓄積されます。

実際私は、みたり、きいたりしただけの表現が
急に口から出てきた経験が何回かあります。

不思議な感覚です。口から本で読んだことが
ある言い回しが急に出てくるんです。
本当にびっくりしますよ。

自分で「今の表現、初めて使った!」

そして、「インプットって本当に
大事なんだな~」って実感します。

 

特にスピーキングのためには

総合的な英語力のためには
リスニング・インプットもリーディング
インプットも不可欠です。
しかし、スピーキングのためには
当然ですが、リスニング・インプット
が特に重要です。

英語の音を耳から入れておかないと、
スピーキングの時正しい発音ができません。
きいたこともない言葉はどのような発音
をすればいいのか、わからないわけですから。
確かに辞書をひけば発音記号がのって
いますが、耳から入れた音の方がよほど
発音の参考になります。しかも、発音記号
より頭に残る事はまちがいありません。

そもそも、私は発音記号自体苦手です(笑)

私がフランス語やイタリア語の他言語を
習得しようとする時は、リスニングから
始めます。と、言うかはじめどころか
ずっとリスニングばかりですかね。
5年くらいビギナーのままですが。

私の考えとしては、言語の「音」を頭に入れて
おくことは非常に重要。

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モチベーションをあげようとして

英会話学校で

私の勤めている英語学校で、
スタッフの女の子が高校生くらいの
生徒さんのモチベーションをあげようと
して一生懸命話しているのが、
コピーをとっていた私に聞こえて
きました。

注:スタッフは20代の女性ですが
「女の子」の部分にはなんの
偏見もありません(笑)

彼女が一生懸命その高校生を
応援しているのが伝わってきた
ので、後で彼女に
「すばらしいやん、モチベーション
あげようとして」
と本心で言ったのですが、
彼女に「先生、そんなこと思っていないでしょう」
と言われてしまいました。

これって普段の私の行いの悪さ?
冗談ばかり言っているから
ほめても信じてもらえない….(笑)

 

Motivationの重要さ

これで、思い出したのが、
Temple大学のTESOL修士
のコースでモチベーションに
ついて授業でかなりの時間を
さいて勉強したこと。

授業でとりあげ、勉強したことは
覚えているのですが…
中身で覚えているのは
Intrinsic Motivation, Extrinsic Motivation
くらい….

英語の講師に限らず、何を教えていても
生徒さんのモチベーションをあげることが
できれば、習得、実力はついて来るはずです。
「やる気」が生じるわけですから。

だからMotivationをあげることの
重要さはわかっています。

大学院では、Teacherとしてどのように
生徒さんのモチベーションをあげるかの
勉強もしました。 なんか心理学に近い
内容だった気も ….

理論的には、納得がいく内容だった
記憶がありますが、自分には無理だと
思いました。
人のモチベーションをあげることは
ものすごく難しい事で、かなりの時間
労力、そして勉強をしないと到底
出来ることではないと。

そして、私が思ったのは
「人のモチベーションをあげるスキルを
もっているんだったら、英語の先生なんか
やめて、それ一本でもっと稼げる」

いや~、人のモチベーションをあげる
スキルってすごい価値がありますよね。

そんな能力を持っている人だったら
絶対どこでも雇ってもらえます。

 

私は追及しませんでした

と、言うことで私は生徒さんの
モチベーションをあげることは、
大事だとは思いますが、私には
無理だと思い、今でも特に力を
いれていません。

それにつぎ込む労力や時間を、
授業内容にまわす決断をとうの
昔にしました。

生徒さんのモチベーション・アップは
無理だとあきらめた私です。
モチベーションを学習者自身で
維持することも英語学習の一部。

本心で言ったんだけど

と、言うことで冒頭の私がスタッフの
女性に言ったこの発言
「すばらしいやん、モチベーション
あげようとして」

ものすごく難しい事に、果敢に
チャレンジした彼女に、敬意を
表して言ったんだけど….

信じてほしいなあ

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英語は…勉強と言うよりスポーツだ!

使える英語は ...

ここで以前書きましたように、
私は言語はコミュニケーションの
ためにあると思っています。

下記参照
私にとっての言語
http://active-eng.com/2015/09/26/%E7%A7%81%E3%81%AB%E3%81%A8%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%AE%E8%A8%80%E8%AA%9E/

上記で書きましたように、
コミュニケーションのために英語を
身につけようとしている人もいれば
英語の先生や言語学者になる
ために勉強している人もいます。

この項目のタイトルは、
「英語は…勉強と言うよりスポーツだ!」
ですが、言語学者や英語について
語る専門家になるために勉強している
人達にとっては、言語習得はスポーツ
ではなく、いわゆる勉強です。
私がスポーツに近いと言っているのは
実用的な英語の習得のことです。

口から何も考えずに、言いたいことが
英語で出てくるようになるための
「英語の習得」は、勉強ではなく
むしろトレーニングだと思っています。

 

英語はスポーツだ、フィジカルだ!

話せるようになるために英語を
学んでいる人達にとっては、
英語はまさにスポーツなんです。

頭ではなく体で習得。
勉強ではなく、練習と訓練。
そうスポーツで言う所の
Training!

こう書くと納得してくれる読者も多いのでは。

 

野球の素振りにたとえると

私は英語の口頭練習、つまり
自動的に口から英語表現を
出す練習を、野球の素振りに
たとえて、その重要性を生徒さん
に強調します。

例えば、レストランの注文の
時に使う英語表現

“I would like (some coffee)”

注文する物は変わるかもしれませんが
“I would like ~”までを自動的に
何も考えずに言える練習をする
事が大事だと思っています。

英語でこれを”Automaticity” といいます。
あえて日本語にすると「自動化」かな?

その自動化のために何回も口に出して
練習するのって、野球で言うところの
「素振り」だと思いませんか?

何回も素振りをして、スウィングを
体に覚えさせるのです。
投手が投げる球に反応できる
ための基礎を身につけないと
いい打者にはなれません。

英語も一緒だと私は思うのです。

何回も口から発して、一語一語
考えなくても、自動的に言えるように
なる練習は絶対必要だと。

いつものように、私個人の考えでした…..

もし、皆さんの英語学習のお役に
たてれば光栄であり、最大の喜びです。

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私にとっての言語

私が思うに、言語とはコミュニケーション
のためにあり、言語を習得すると
言うことは、言語を用いて何かを
伝えられるようになることなんです。

もちろん、これは私の考えです。
人によって言語が持つ意味は
違うことはわかっています。

もちろん人それぞれです

人によっては、言語はコミュニケーション
のツールではなく、学問の対象。
そのような方々は、実用的な言語の習得
には興味なく、英語の先生や言語学者に
なるために英語の勉強をしているのかも
しれません。 文章の構造、語源、主語述語の
解明等に興味をもって…

そのような人たちを非難する気は全くありませんが、
私にとっての言語とはコミュニケーションのための
ツールなんです。なにかを伝えるための手段。

ですから、私が言う「英語の勉強」とは英語を
使えるようになるための学習です。

 

どうちがうかって?

コミュニケーションのために英語を
身につけようとしている人と、
英語の先生や言語学者になる
ために勉強している人、どう
ちがうのでしょう?
もしかしたら、一緒じゃないかと
思っている人達もいるのでは?

いや、私は全然違うと…..

わかりやすく言えば、言語について
専門知識を持っている人と、言語を
話せる人の違いです。

野球にたとえれば

野球解説者と野球の選手の
ちがいです。

もちろん、野球湯解説者に
なりたい人がいるように、
英語学者、英語について
話す専門家的な存在に
なりたい人もいるでしょう。

 

皆さんはどちらですか?

英語を話せるようになりたいですか?
英語学者、英語の専門家になりたいですか?

自問してください。

なぜなら、どちらを目指すかに
よって、皆さんの勉強・学習法も
変わってくるからです。

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英語を教えています

英語の講師

ほとんどの方にはどうでも
いいことかもしれませんが(笑い)、
私は「英語」を教えていることに
こだわりを持っています。

「英語を」と言う部分にです。

つまり、私は「TOEICを教える」
のでもなく、「英検を教える」
のでもなく「TOEFLを教える」
わけでもなく、

「英語を」教えています。
「英語を」教えているつもりです。
そして、今後も「英語を」教えたいと
思っています。

でも、私が何を言いたいのか、
読者の皆さんはあまり
ピンとこないでしょ?(笑)

個人のこだわりって,そういうものです

 

「先生、TOEIC教えられますか?」

大学では勿論の事、
民間の英会話スクールでも、
教務スタッフや上司から
「先生、TOEIC教えられますか?」
って、きかれる事があります。

もしかしたら、この表現に違和感を
感じるのは私だけ?

でも、なんか答えなくてはと
思い、いつも

「TOEICはどうか知らんけど
私は英語の先生なので
英語だったら教えられますよ」

って答えたい衝動を抑えて、

「TOEICテストがどんなもんかは知っています」

と無難な答えをしている保身の自分が…

 

そもそもTOEICを教えるって…?

なんとなくわかるけど、よく
考えるとおかしな表現です。

TOEICテストの形式や概要を
教えるとかだったらわかるけど。

そもそも私の理解だと
TOEICって英語のテスト
のはずなのですが。

でも、このような言い方、先述
したようにいくらでも見たり、
耳にしたりします。

この業界でも聞くし、英語学習の
本やウェブ・サイトでもみます。

グーグルで”TOEICの勉強”
でフレーズ検索したら
352,000件のヒット。

結構な数ですよね。
心配になります。

何が心配かって?

英語の勉強でなく、
「TOEICの勉強」
「TOEFLの勉強」

が主流になることが。

 

結論

私は英語を教えている
英語の講師です(笑)
マークシートの埋め方を
を教えている者では
ございません。

でも、それ以上に私が英語習得
のために日々努力をしている
英語学習者の皆さんに言いたいのは、
皆さんがTOEICや英検の勉強ではなく

「英語の勉強をしている」

と言う認識を持ってほしいと
言うことです。

「そんなことはわかっている」
と言う人はいいですよ(笑)
今までどおりがんばってください。

You are on the right track!

TOEICとかTOEFLテストの
コースやレッスンを受講
している皆さん、
マーク・シートを埋める
テクニックではなく、本当の
英語力を身につけるため
の勉強をしているか、時々
立ち止まって考えてみてください。

 

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こなすと習得は違う

 講師として一言申したい!(笑)

私は英語の講師をして
生計をたてています。

私の英語のクラスには
英語を習得したくて、高い
お金を払って生徒さんが
来ます。

もう20年以上この仕事を
していますが、いわゆる
「残念な生徒さん」と言うか
「わかっていない生徒さん」
を何人もみてきました。

これは、愚痴を言うために
書いているのではありませんよ!(笑)
愚痴は他の所で言っていますので…

これは、皆さんの英語の習得に
役立つようにと思って書いています。
英語を習得してほしいと思い綴ります。

英語習得に対する姿勢について

やっと本題に… すみません。

私は言語は本来、人と人との
コミュニケーションのために
あると思っていますので、
私のクラスでは生徒さん同士で
ペアを組んで、会話練習を
することが多々あります。

練習なくして上達、習得、そして
使える様にはならない。

ところが、生徒の中には習得、上達に
関係なく、ただ単に私に言われたことを
「こなしている」人たちがいる。
しかも、結構いる。

例えば、教科書に趣味に関する質問が
10問書いてあって、それをお互いに
ききあうActivityがあるとしましょう。
10分間練習の時間を与えます。

5分くらい経過すると、日本語で
雑談してたり、ボーッと座ってい
る生徒さんがぽつぽつと。

ボーッと座っている生徒さんに
「どうしたんですか?」ときくと
誇らしげに、「もう終わりました」と言う。

「じゃあ、この質問をきかれたら
スラスラ答えられるんですね?」
と、私が尋ねると、「そんな無理ですよ」
みたいな顔をしている。

その一方で…

でも、中には一通り質問を
したあとにも、同じ質問を
繰り返し練習しているペアも。
「もう一回やろうか」って言う
前向きな姿勢の生徒さんもいる。

あるいは、英語で追加質問をして
英語で話を続けている生徒さんも。

そうなんです、指示をしなくても自発的に
関連質問(follow up questions)
をしている生徒さん達がいるんです。

私が言いたいことわかりますよね。

こなすと習得は違う

そう、前者の生徒さん達は
「こなしている」んですよね。
まるで、自分の意志と関係なく
一方的に与えられた課題かのごとく。
講師に言われたからやっていて、
何のために練習をしているか、
わかっていない。(考えない?)

まあ、中学生とか高校生だったら
わかります。

大学生? まあ、ありえるかな(笑)
もちろん、本当はあってはいけないんですよ。

しかし、大人でもこういう人めずらしくありませんよ。
悲しくなりますね…
だれのために「こなして」いるのだろう?

私のため?
講師に言われたから?

目的意識をもって

もちろん読者の皆さんは、
英語習得に向けて、目的意識を
もって、自発的に行動をおこして
練習に取り組んでいますよね。

私が英語教授法、TESOLの修士課程を
やっていた時、いまだに心に残っている
言葉があります。

Take responsibility for your own learning

ぜひ、この姿勢を持ち続けてください

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