モチベーションをあげようとして

英会話学校で

私の勤めている英語学校で、
スタッフの女の子が高校生くらいの
生徒さんのモチベーションをあげようと
して一生懸命話しているのが、
コピーをとっていた私に聞こえて
きました。

注:スタッフは20代の女性ですが
「女の子」の部分にはなんの
偏見もありません(笑)

彼女が一生懸命その高校生を
応援しているのが伝わってきた
ので、後で彼女に
「すばらしいやん、モチベーション
あげようとして」
と本心で言ったのですが、
彼女に「先生、そんなこと思っていないでしょう」
と言われてしまいました。

これって普段の私の行いの悪さ?
冗談ばかり言っているから
ほめても信じてもらえない….(笑)

 

Motivationの重要さ

これで、思い出したのが、
Temple大学のTESOL修士
のコースでモチベーションに
ついて授業でかなりの時間を
さいて勉強したこと。

授業でとりあげ、勉強したことは
覚えているのですが…
中身で覚えているのは
Intrinsic Motivation, Extrinsic Motivation
くらい….

英語の講師に限らず、何を教えていても
生徒さんのモチベーションをあげることが
できれば、習得、実力はついて来るはずです。
「やる気」が生じるわけですから。

だからMotivationをあげることの
重要さはわかっています。

大学院では、Teacherとしてどのように
生徒さんのモチベーションをあげるかの
勉強もしました。 なんか心理学に近い
内容だった気も ….

理論的には、納得がいく内容だった
記憶がありますが、自分には無理だと
思いました。
人のモチベーションをあげることは
ものすごく難しい事で、かなりの時間
労力、そして勉強をしないと到底
出来ることではないと。

そして、私が思ったのは
「人のモチベーションをあげるスキルを
もっているんだったら、英語の先生なんか
やめて、それ一本でもっと稼げる」

いや~、人のモチベーションをあげる
スキルってすごい価値がありますよね。

そんな能力を持っている人だったら
絶対どこでも雇ってもらえます。

 

私は追及しませんでした

と、言うことで私は生徒さんの
モチベーションをあげることは、
大事だとは思いますが、私には
無理だと思い、今でも特に力を
いれていません。

それにつぎ込む労力や時間を、
授業内容にまわす決断をとうの
昔にしました。

生徒さんのモチベーション・アップは
無理だとあきらめた私です。
モチベーションを学習者自身で
維持することも英語学習の一部。

本心で言ったんだけど

と、言うことで冒頭の私がスタッフの
女性に言ったこの発言
「すばらしいやん、モチベーション
あげようとして」

ものすごく難しい事に、果敢に
チャレンジした彼女に、敬意を
表して言ったんだけど….

信じてほしいなあ

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