月別アーカイブ: 2016年9月

ライティング – 言語の習得はまねから

日本的な勉強法

英語教育に携わる人の結構多くが、

(特に外国人講師)日本の学校での

英語の勉強法に懐疑的です。

 

一文一文訳していくGrammar Translation、

内容よりも文法への偏重、読み取り中心の

インプット、書き写し等の反復練習等。

 

しかし、昔と比べたらかなりコミュニケーション

重視の実用的な英語習得を目指す内容に

変わって(進化して)きたと思います。

まあ、全く進化できない講師が大勢いるのも

事実ですが。

英語を教えるものとして、英語力の向上は

もちろん、英語の教え方(教授法)の向上は

当然の義務です。

 

 

娘の学校でも

娘に聞くと、進化できなくほろびていく恐竜の様な

英語の先生が、高校に大勢いたと言っています。

きっと、これは英語だけでなく他の科目も同様だと

思います。そして高校だけではなく、言わゆる民間の

英会話学校や語学学校も同様でしょう。

 

ちなみに、私は民間の英語学校でも働いて

いるので、実情を知っているつもりです。

 

もちろん今まで3つの英語学校でしか

働いていないので、すべての学校について

語れるわけではありませんが。

 

ただ、他校の先生の話を聞くと、よく

似た状況です。

 

 

模倣はOK

日本の英語教育に問題があると感じている

英語教育関係者がいる事を書きましたが、

私は上述した「書き写し等の反復練習」

は効果的な勉強法だと思います。

もちろん、勉強の一部としてですよ(笑)

 

繰り返し言っているように、バランスが

大事で、何事もやりすぎや極端なかたより

はノー・グッド(NG)!

 

どんな分野でもそうですが、最初は

まねをするんです、良いものの。

模倣から、いいこと、使えそうなこと

を吸収して、自分のスタイルにして

いけばいいのです。

 

 

模倣は最大の上達法なんです!

一流とされている、自分のスタイルを

持っているとされる人たちでも、最初は

あこがれのアーティストの真似だったんです。

 

一流ミュージシャンだってそうですよね。

最初からオリジナルな曲を作ったり

個性的な演奏したりすることはできません。

好きなアーティストの曲をまね(コピー)

して、それをベースに自分のスタイルを

形成していったのです。

 

プロのミュージシャンはみんな、誰かの

影響を受けています。

 

 

 

正確な自然な英語を書き写す

だから、英語の書き写しには大賛成です。

ただ、内容が分かるもの、あるいは

解読したものを書き写してくださいよ。

なんて言っているか分からないものは、

アルファベットの練習にしかなりません(笑)

 

ストーリーを理解しながら、書き写して下さい。

ストーリーをかみ締めながら….

ビーフ・ジャーキーのように

 

そして、正しい、自然な、質の高い英文を

何回も書き写してください。

 

ぜったいWritingの向上につながります!

 

 

 

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