カテゴリー別アーカイブ: 英語の勉強:私が思うに…

学習スタイルを考えよう

当然のことですが学習スタイルは
個人個人で異なります。
同じ単語を覚えるのでも、単語帳で
覚えるのが得意な人もいれば、
不得意な人もいます。

人によっては口に出して何回も単語を
言うことによって単語を暗記するのが
やりやすいって言う人も。

自分にあった学習スタイルを知ることは
英語を勉強することにおいて大事です。

皆さんは自分のLearning Style
(学習スタイル)を知っていますか?

 

さまざまな知覚を用いた勉強法

もちろん自分の学習スタイルに
あった勉強法を用いることは
重要です。効率もいいでしょう。
効果的に英語の勉強をするには、
それを知ることが大事だと書きました。

しかし、私は長期的に英語に取り組む
予定の人は、さまざまな知覚を用いた
方法で勉強することをおすすめします。

知覚?わかりますか?視覚、聴覚….

同じ暗記でも、目から、耳から、
口に出す、書いてみる等、色々な
方法があります。
実際にペンをとって書く作業は
知覚じゃないかもしれませんが (笑)

自分にとって一番合う方法をメインに
すえ、あえて色々な方法を用いて
英語の習得に取り組むことを私は
推奨します。

 

Why?

もし実用的な、使える英語を身につけ
るのであれば、聴けて、発音できて、
テキストしてすぐに認識する力が不可欠です。
例えば、仕事でビジネスレターを書くときは
スペリングがすぐにでてこなければ「実用的」
とは言えません。

そう思いませんか?

受験勉強で身につけた単語を
コミュニケーションで使えますか?

単語帳のみで単語を覚えても、発音が
わからなければ、聞くこともできませんし
会話で使うこともできません。

優秀なアスリートがクロス・トレーニング
をするように、さまざまな角度から勉強
に取り組みましょう。

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信じられないけど

英語を習得したい生徒さん

が来ているはずの民間の
英語学校、いわゆる英会話
学校の話です。

そこの生徒さんがとった
信じられない行動。
私も初めてこの様な出来事を
ききました。

TOEFL Writing

TOEFLにはライティングの
セクションがあり、受験や
TOEICの穴埋めばかりやって
きた生徒さんは、四苦八苦
しています。

英文ライティングですから、
本当に英語力がないと、歯
が立ちません。

いままで、四択のテスト・ゲーム
の様な問題の解き方を、TOEICクラス
とうで勉強してきた人達は、
できていません、この箇所。

英語を教えている講師も無理

穴埋めに特化した勉強をしてきた
生徒さんについて書きましたが、
教える講師側(日本人)にとっても
ハードルが高いスキルです。

下記をみていただければ
わかりますが、英文添削を
出来無い人が英文のコースを
教えています。

英語のライティングできない人が…
http://english-expressions.269g.net/article/21740696.html

 

それだったら少なくともネイティブ
の講師が教えればいいと思うのですが..
なぜなんでしょう…

課題に翻訳ソフトを!

それで、信じられない出来事とは,
ある生徒さんがTOEFL Writing
コースの課題(英作文)を翻訳
ソフトを使ってやっていたのです。

TOEFLのライティングのクラスを
受講していると言うことは、
海外の大学に留学したいはず。
留学にはTOEFLの点数が必要。

みんな点数のアップを目指して
TOEFLのクラスを受講している
のですが。

翻訳ソフトを利用して英作文
をしても、全然力になりません。
点数のアップにつながらない
事が、この生徒さんにはわから
ないのかな?

この人は大学生らしいけど、
それくらいわかると思うけど…

大学で、英語の単位を
とらなくてはいけないから、
英語のクラスをとっている
生徒ならまだしも…..

いやそうだとしても、このような
「ずる」はだめですよ!

でも、民間の英語学校の授業料って
ものすごく高いんだけど、
もちろん親が払っているんだろうね。

いずれにせよ初体験でした。

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英語の勉強とは?

私の答えは?

そんなに難しい話ではないんですよ。

英語で言ったら、
“It’s not rocket science”
そう「ロケット科学ではない。」

わかりにくいですね。
実はこれは慣用表現です。

http://english.stackexchange.com
によるこの慣用表現の英語の説明は、

The phrase “That’s no rocket science” or
“It’s not rocket science” refers to
activities that are not complicated,
and thus aren’t difficult to do.
そう、この表現は(一見難しそうだけど)
複雑かつ難しくない行動、活動を指します。
ロケット科学は「難しいもの」を表す物と
して使われています。

あるいは、次のような言い回しも

“It doesn’t take a rocket scientist”

べつにロケット科学者を必要としないよ。

つまり、そんなに難しいことではない。

例文
Drugs equals crime. It doesn’t take
a rocket scientist to figure that one out.

 

英語の勉強とは?

そう、そんなに難しい
ものではなく、当たり前
の事をすればいいんです。

自分で役に立つと
思う事をやっていれば、
力がついてくるもんです。

第二言語習得の専門家
でなくても、常識を用いて
普通に考えてやれば大丈夫
です。

そう思いません?

 

例えば?

スピーキングが出来るように
なりたければ、話す練習を
するべきです。

スピーキングに関する本を
読んでばかりいても無理です。

もちろん言語においてインプット
は大事です。英語表現の本とかは
インプットのために参考にしてく
ださいね。

私がうえで例に挙げたのは
スピーキングに「関する」
本です。

そう、英語に「関する」事柄の
勉強をしすぎている生徒さんが
多すぎます。

英語を勉強してください

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モチベーション維持

人をやる気にさせるのは…

やる気、つまり動機付け。
英語で言うとMotivation。
そのMotivationの重要性について
下記で書きました。

モチベーションをあげようとして
http://active-eng.com/2015/10/15/%e3%83%a2%e3%83%81%e3%83%99%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3/

これを読んでいただければ
わかりますように、生徒さんの
モチベーションをあげることは
講師にとって非常に難しい事で、
私は早々と追及しないことに
しました。

そう、Give Up したのです!

その分、自分に出来ることに
エネルギーを注ごうと決心した
のです。

生徒、社員、チームのモチベーションを
あげる能力、スキルをもっている
人こそ、カリスマリーダー、カリスマ
講師と呼ぶに値すると思います。

それ一本で生計をたてていけます。

日本全国を、「モチベーション・アップ」
セミナーツアーをしてまわれます。

企業、学校から間違いなくひっぱりだこ!

私だけでなく多くの講師が

私に限らず、ほとんどの英語講師が
同じように感じていると思います。

それは、スキル、能力の問題だけでなく
時間的な問題もあります。
授業の内容、コンテンツを準備
するだけで精一杯….

特に中学、高校で教えている先生は.

それどころじゃないと….
大学生を教えている私で
さえも、時間的に苦しいなあ~
もちろん、私の場合は能力不足の
問題ですが。

学習者の皆さん

と言うことで、英語学習のモチベーション
をあげるのを講師に期待しないように。

もちろん、独学で英語習得を目指して
いる人は、自分で維持するしか方法は
ありません。

と言うことで英語学習の成功の秘訣は
モチベーションの維持。
自分で自分のモチベーションを
維持する必要があります。

人それぞれ違うでしょうけど、
私は「楽しむ」「楽しい」ことが一番
大事だと思っています。
だから、言語の勉強も、授業も
「楽しく」やろうとしています。

みなさんは、どのように英語学習の
モチベーションをキープしていますか?

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TOEICの勉強って?

英語の勉強をしていますか

「英語を教えています」

http://active-eng.com/2015/08/17/%e8%8b%b1%e8%aa%9e%e3%82%92%e6%95%99%e3%81%88%e3%81%a6%e3%81%84%e3%81%be%e3%81%99/

で私の英語を教える事への
こだわりについて書きました。

その中で書いたのは、私は
TOEFL,TOEIC, 英検を
教えているのではなく
「英語」を教えている事に
こだわりがあることです。

私が言いたいことを
察してくれた読者は有望な
英語学習者だと思います。

きっと「英語の勉強とは?」の
問いにも自分なりの答えが
ある方々でしょう。

そして、なんのために
英語を勉強しているのかを、
理解している人たちだと
思います。

 

英語の資格試験

なんらかの理由で英検の資格が
必要であったり、TOEIC,TOEFLで
高得点が必要な人達がいることは
事実です。

しかもかなり多数いることは
まちがいありません。

「私TOEICの勉強をしています」
って言う人が英語学習者の大部分を
占めていると思われます。

もし「TOEICの勉強をしています」
イコール「TOEICで高得点を取る事を
目標に勉強をしています」なのであれば、
「英語を教えている」私は非常に悲しい。

 

TOEICの勉強? 

TOECの勉強をしています。

TOEICテストの形式や概要を
教えるとかだったらわかるけど。

そもそも私の理解だと
TOEICって英語のテスト
のはずなのですが。

でも、このような言い方、先述
したようにいくらでも見たり、
耳にしたりします。

この業界でも聞くし、英語学習の
本やウェブ・サイトでもみます。

グーグルで”TOEICの勉強”
でフレーズ検索したら
352,000件のヒット。

結構な数ですよね。
心配になります。

学習者の皆様

結局何が言いたいかって?

別に日本語の表現がおかしい
って事がメインポイントでは
ないんですよ。

この表現が、なんか一部の
英語学習者の姿勢を表して
いるような気がして、心配なのです。

ようは英語を勉強して、英語力が
つけばTOEICでもTOEFLでも英検
でもいい点数をとったり、合格
すると言う非常にシンプルなことが
言いたいのです。

英語力をあげれば、資格試験
での高得点はあとから付いてきます。

TOEICを勉強したり、英検を勉強
する必要は無いと私は思うのです。

くどいですが、私は「TOEICを勉強する」
の意味が分からずにこの文章つづって
います(笑)

 

英語のテスト、資格試験の目的

よく考えてください。

これらのテストは英語力を
計るのが目的ですよね?

TOIEIC力を測るテストじゃ
ありませんよね….

英検2級力を測定するのが
目的ではありましぇんよね。

これらのテストは英語力を測るために、
点数とか級をつくって数値化している
はずです。

ですから英語力をあげれば、
その英語力が数値化され
いいTOEICの点数がとれるんです。
しかし、生徒さんのことを書いたけど、
英語を教える側はどうだろう?

「英語を教える」と「TOEICを教える」。

この明らかに違う二つの事に対して、
何のこだわりも無く、同じことだと
思っている同業者の「先生」方…..

うーん、どうしよう…

No Commentにしておきます。
やはり、同業者をどうこう言うのは…

 

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モチベーション:動機付け

娘に突っ込まれて

Motivationに関する記事
「モチベーションをあげようとして」

で、私が英語学校のスタッフが
生徒さんのモチベーションをあ
げようとして話しているのを聞いて、

「すばらしいやん、モチベーション
あげようとして」

と言ったけど、

彼女に「先生、そんなこと思って
いないでしょう」
と言われてしまった件について
書きました。
この記事を読んだ娘が、
「私も信じないわ」と
言ったのには大笑い。

 

難しいと言う読者も

そんなに難しい話では
ないつもりであったの
ですが、読んでくれた
生徒さんの中にはわか
りにくいと言う人も。

私の日本語文章力の問題かな…

 

私にはその能力が無い

つまり、英語に限らず、何において
成功するにもモチベーションが
大事なことはわかるし、賛同します。

本当にまさにそのとおりだと思っています。
モチベーションがあれば成功の
確立は大だと思います。

しかし、私は他者のモチベーション
をあげると言うのは、ものすごく難しい
事だと思っています。

はっきり言って、私には無理だと
ギブアップしたのです!

これだけ聴くと、とんでもない
先生みたいに思われるかもしれ
ません。

いや、事実そうなのかもしれませんが(笑)

 

自分に出来ることにエネルギーを

私が出した結論は、モチベーションアップ
のために注ぐ時間や労力を、違うことに
使おうと。
つまり、自分にできること、
自分に可能なことに。

生徒さんのモチベーションアップ
は正直言って私には実現できない
と判断したんです。

出来ること?

それで、自分に出来ることを
考えてみました。

楽しい興味がもてる授業

退屈でない教材の作成

エネルギッシュな授業

わかりやすい説明

単調にならないようにバラエティのある授業

授業でのユーモア

リラックスした雰囲気
なんか、上のリストの項目を
眺めていると、結局全て
モチベーションアップに
多少なりともつながっている
ような気がしてきました(笑)

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モチベーションをあげようとして

英会話学校で

私の勤めている英語学校で、
スタッフの女の子が高校生くらいの
生徒さんのモチベーションをあげようと
して一生懸命話しているのが、
コピーをとっていた私に聞こえて
きました。

注:スタッフは20代の女性ですが
「女の子」の部分にはなんの
偏見もありません(笑)

彼女が一生懸命その高校生を
応援しているのが伝わってきた
ので、後で彼女に
「すばらしいやん、モチベーション
あげようとして」
と本心で言ったのですが、
彼女に「先生、そんなこと思っていないでしょう」
と言われてしまいました。

これって普段の私の行いの悪さ?
冗談ばかり言っているから
ほめても信じてもらえない….(笑)

 

Motivationの重要さ

これで、思い出したのが、
Temple大学のTESOL修士
のコースでモチベーションに
ついて授業でかなりの時間を
さいて勉強したこと。

授業でとりあげ、勉強したことは
覚えているのですが…
中身で覚えているのは
Intrinsic Motivation, Extrinsic Motivation
くらい….

英語の講師に限らず、何を教えていても
生徒さんのモチベーションをあげることが
できれば、習得、実力はついて来るはずです。
「やる気」が生じるわけですから。

だからMotivationをあげることの
重要さはわかっています。

大学院では、Teacherとしてどのように
生徒さんのモチベーションをあげるかの
勉強もしました。 なんか心理学に近い
内容だった気も ….

理論的には、納得がいく内容だった
記憶がありますが、自分には無理だと
思いました。
人のモチベーションをあげることは
ものすごく難しい事で、かなりの時間
労力、そして勉強をしないと到底
出来ることではないと。

そして、私が思ったのは
「人のモチベーションをあげるスキルを
もっているんだったら、英語の先生なんか
やめて、それ一本でもっと稼げる」

いや~、人のモチベーションをあげる
スキルってすごい価値がありますよね。

そんな能力を持っている人だったら
絶対どこでも雇ってもらえます。

 

私は追及しませんでした

と、言うことで私は生徒さんの
モチベーションをあげることは、
大事だとは思いますが、私には
無理だと思い、今でも特に力を
いれていません。

それにつぎ込む労力や時間を、
授業内容にまわす決断をとうの
昔にしました。

生徒さんのモチベーション・アップは
無理だとあきらめた私です。
モチベーションを学習者自身で
維持することも英語学習の一部。

本心で言ったんだけど

と、言うことで冒頭の私がスタッフの
女性に言ったこの発言
「すばらしいやん、モチベーション
あげようとして」

ものすごく難しい事に、果敢に
チャレンジした彼女に、敬意を
表して言ったんだけど….

信じてほしいなあ

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英語は…勉強と言うよりスポーツだ!

使える英語は ...

ここで以前書きましたように、
私は言語はコミュニケーションの
ためにあると思っています。

下記参照
私にとっての言語
http://active-eng.com/2015/09/26/%E7%A7%81%E3%81%AB%E3%81%A8%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%AE%E8%A8%80%E8%AA%9E/

上記で書きましたように、
コミュニケーションのために英語を
身につけようとしている人もいれば
英語の先生や言語学者になる
ために勉強している人もいます。

この項目のタイトルは、
「英語は…勉強と言うよりスポーツだ!」
ですが、言語学者や英語について
語る専門家になるために勉強している
人達にとっては、言語習得はスポーツ
ではなく、いわゆる勉強です。
私がスポーツに近いと言っているのは
実用的な英語の習得のことです。

口から何も考えずに、言いたいことが
英語で出てくるようになるための
「英語の習得」は、勉強ではなく
むしろトレーニングだと思っています。

 

英語はスポーツだ、フィジカルだ!

話せるようになるために英語を
学んでいる人達にとっては、
英語はまさにスポーツなんです。

頭ではなく体で習得。
勉強ではなく、練習と訓練。
そうスポーツで言う所の
Training!

こう書くと納得してくれる読者も多いのでは。

 

野球の素振りにたとえると

私は英語の口頭練習、つまり
自動的に口から英語表現を
出す練習を、野球の素振りに
たとえて、その重要性を生徒さん
に強調します。

例えば、レストランの注文の
時に使う英語表現

“I would like (some coffee)”

注文する物は変わるかもしれませんが
“I would like ~”までを自動的に
何も考えずに言える練習をする
事が大事だと思っています。

英語でこれを”Automaticity” といいます。
あえて日本語にすると「自動化」かな?

その自動化のために何回も口に出して
練習するのって、野球で言うところの
「素振り」だと思いませんか?

何回も素振りをして、スウィングを
体に覚えさせるのです。
投手が投げる球に反応できる
ための基礎を身につけないと
いい打者にはなれません。

英語も一緒だと私は思うのです。

何回も口から発して、一語一語
考えなくても、自動的に言えるように
なる練習は絶対必要だと。

いつものように、私個人の考えでした…..

もし、皆さんの英語学習のお役に
たてれば光栄であり、最大の喜びです。

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私にとっての言語

私が思うに、言語とはコミュニケーション
のためにあり、言語を習得すると
言うことは、言語を用いて何かを
伝えられるようになることなんです。

もちろん、これは私の考えです。
人によって言語が持つ意味は
違うことはわかっています。

もちろん人それぞれです

人によっては、言語はコミュニケーション
のツールではなく、学問の対象。
そのような方々は、実用的な言語の習得
には興味なく、英語の先生や言語学者に
なるために英語の勉強をしているのかも
しれません。 文章の構造、語源、主語述語の
解明等に興味をもって…

そのような人たちを非難する気は全くありませんが、
私にとっての言語とはコミュニケーションのための
ツールなんです。なにかを伝えるための手段。

ですから、私が言う「英語の勉強」とは英語を
使えるようになるための学習です。

 

どうちがうかって?

コミュニケーションのために英語を
身につけようとしている人と、
英語の先生や言語学者になる
ために勉強している人、どう
ちがうのでしょう?
もしかしたら、一緒じゃないかと
思っている人達もいるのでは?

いや、私は全然違うと…..

わかりやすく言えば、言語について
専門知識を持っている人と、言語を
話せる人の違いです。

野球にたとえれば

野球解説者と野球の選手の
ちがいです。

もちろん、野球湯解説者に
なりたい人がいるように、
英語学者、英語について
話す専門家的な存在に
なりたい人もいるでしょう。

 

皆さんはどちらですか?

英語を話せるようになりたいですか?
英語学者、英語の専門家になりたいですか?

自問してください。

なぜなら、どちらを目指すかに
よって、皆さんの勉強・学習法も
変わってくるからです。

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こなすと習得は違う

 講師として一言申したい!(笑)

私は英語の講師をして
生計をたてています。

私の英語のクラスには
英語を習得したくて、高い
お金を払って生徒さんが
来ます。

もう20年以上この仕事を
していますが、いわゆる
「残念な生徒さん」と言うか
「わかっていない生徒さん」
を何人もみてきました。

これは、愚痴を言うために
書いているのではありませんよ!(笑)
愚痴は他の所で言っていますので…

これは、皆さんの英語の習得に
役立つようにと思って書いています。
英語を習得してほしいと思い綴ります。

英語習得に対する姿勢について

やっと本題に… すみません。

私は言語は本来、人と人との
コミュニケーションのために
あると思っていますので、
私のクラスでは生徒さん同士で
ペアを組んで、会話練習を
することが多々あります。

練習なくして上達、習得、そして
使える様にはならない。

ところが、生徒の中には習得、上達に
関係なく、ただ単に私に言われたことを
「こなしている」人たちがいる。
しかも、結構いる。

例えば、教科書に趣味に関する質問が
10問書いてあって、それをお互いに
ききあうActivityがあるとしましょう。
10分間練習の時間を与えます。

5分くらい経過すると、日本語で
雑談してたり、ボーッと座ってい
る生徒さんがぽつぽつと。

ボーッと座っている生徒さんに
「どうしたんですか?」ときくと
誇らしげに、「もう終わりました」と言う。

「じゃあ、この質問をきかれたら
スラスラ答えられるんですね?」
と、私が尋ねると、「そんな無理ですよ」
みたいな顔をしている。

その一方で…

でも、中には一通り質問を
したあとにも、同じ質問を
繰り返し練習しているペアも。
「もう一回やろうか」って言う
前向きな姿勢の生徒さんもいる。

あるいは、英語で追加質問をして
英語で話を続けている生徒さんも。

そうなんです、指示をしなくても自発的に
関連質問(follow up questions)
をしている生徒さん達がいるんです。

私が言いたいことわかりますよね。

こなすと習得は違う

そう、前者の生徒さん達は
「こなしている」んですよね。
まるで、自分の意志と関係なく
一方的に与えられた課題かのごとく。
講師に言われたからやっていて、
何のために練習をしているか、
わかっていない。(考えない?)

まあ、中学生とか高校生だったら
わかります。

大学生? まあ、ありえるかな(笑)
もちろん、本当はあってはいけないんですよ。

しかし、大人でもこういう人めずらしくありませんよ。
悲しくなりますね…
だれのために「こなして」いるのだろう?

私のため?
講師に言われたから?

目的意識をもって

もちろん読者の皆さんは、
英語習得に向けて、目的意識を
もって、自発的に行動をおこして
練習に取り組んでいますよね。

私が英語教授法、TESOLの修士課程を
やっていた時、いまだに心に残っている
言葉があります。

Take responsibility for your own learning

ぜひ、この姿勢を持ち続けてください

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