カテゴリー別アーカイブ: リスンング

リスニング - 繰り返しが大事

リスニングはトレーニング!

意外と実践されていない事
について今回書きます。

リスニングの「勉強」に関しては、
同じものを何回も聴くことを強く
お奨めします。

上で「勉強」と言う表現をわざと使い
ましたが、実はリスニングこそ「勉強」
ではなく、トレーニングなのです。
頭で学ぶものではなく、ひたすら量を
こなし、体で、耳で習得するものです。

リスニングに限らず、言語習得その
ものが、「スポーツ」に近いと思って
ください。 それに関しては下記を参照。
英語は…勉強と言うよりスポーツだ!
http://active-eng.com/2015/10/08/%e8%8b%b1%e8%aa%9e%e3%81%af%e5%8b%89%e5%bc%b7%e3%81%a8%e8%a8%80%e3%81%86%e3%82%88%e3%82%8a%e3%82%b9%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%84%e3%81%a0%ef%bc%81/

 

リスニングは「する」ものです

語学そのものが「勉強」ではなく
「する」事だと私は思っていますが、
その中でも特にリスニングは、学ぶ
のではなく、“Do”の世界だと思っています。

語学は確かにある意味「勉強」なんで
しょうが、使うため、つまりコミュニケーション
のための言語習得はトレーニングと
言えるでしょう。

リスニング力を鍛えようと思ったら
たくさん聴いて、耳を鍛えるしかな
いんです。

 

 

何回も英語を聴こう!

リスニング力強化のために
わかる内容を聴くことについては
下記の記事で書きました。

リスニング - 内容がわかるものを
http://active-eng.com/2015/07/19/%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%80%80%EF%BC%8D%E3%80%80%E5%86%85%E5%AE%B9%E3%81%8C%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B%E3%82%82%E3%81%AE%E3%82%92/

わからない単語や表現が入って
いる英語を、何百回きいたからと言って、
わかるようになるわけではありません。
辞書でもひかない限り、意味がわか
るようにならないのは明らかです。

わかる内容の物を聴いてこそ、
音と内容(意味)が一致して初めて
コミュニケーションのためのリスニング
ができたことになります。

これができるようになるには、
何回も同じものを聴く必要が
あります。

毎回違うものだと、重なる語、
つまり繰り返して聞く語句が
限られます。同じ表現、語彙、
リンキング等を何回も、繰り返し
きいてこそ、リスニング力の強化
になるのですから。

 

何回も触れることによって…

例えば基本語彙の”I” “is” “am” “did” “good”
“name” “live” “go”等は出てくる頻度が高いので
きっと知らず知らずのうちに、聴きとれるように
なると思います。と言うかすでに、きけるように
なっていると思います。

しかし、重要ではあるけど、毎回文章にでて
こないような語句も多数あります。
もちろん、毎日何時間もリスニングを
する人は、このような語句に遭遇する
可能性は大きくなります。

しかし、私の経験からいって、他言語を
一日何時間も聴くのは非現実的です(笑)

なので、同じ内容を何回も聴いて
地味に力をつけていくのです。
同じ語句を何回も聴くことによって
聞きとれるようにしていきます。

そう、地道な作業です(笑)
しかし、英語を使いこなしたい
のであれば、必要な努力です。

英語を聴いた分だけ、絶対に
英語力があがります。
必ず報われる作業です。

地道に努力を続けてください。

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リスニング - 内容がわかるものを

難しいだけが勉強じゃない

そもそもトレーニング
英語の「勉強」という表現を使用していますが
言語の習得はいわゆる勉強と言うよりは
トレーニングだと私は思っています。

勿論英単語や英語表現を学ぶのは
いわゆる「勉強」かもしれません。
しかし、言語の四技能:

スピーキング
ライティング
リスニング
リーディング

上記の習得に関しては勉強と言うより、
むしろ運動に近く、必要なのは
勉学ではなくトレーニングだと思います。
練習をせずに知識の詰め込み
だけでは、英語を話したり、聞いたり
するのは無理です。

知識の詰め込みだけで、英語が
「出来る」のであれば、受験勉強に
勝ち残った人たちは英語が使える
はずです。英語がぺらぺら話せる
はずです。

分かるレベルのものを聴く

リスニングも当然練習が必要であり、
「聴いた分だけ」リスニング力は向上
します。

そこで、リスニングをする際の注意点
ですが、自分にあったレベル、内容が
分かるレベルの英語をきいてください。

内容が分からないレベルは、「音」を
聴いているのと同じです。知らない言葉や
表現は、何回聴いても、どれだけおそい
スピードで聴いても絶対理解できません。

読んでもわからないレベルの英文は
リスニングに適していません。
わかる英語を聴くからこそ、音と意味を
一致させる処理能力が速くなるのです。

内容がわからなければ面白くない

そもそも、内容がわからなければ、
面白くないですよね。
言語の主要な役割がcommunication
なのに、中身がわからずに聴くなんて…

なんて言っているのか内容を知りたい
と思うから、一生懸命聴こうと思うのです。

ステレオタイプは良くないと思いますが
どうも、日本では「楽しければ」勉強では
なく、「楽しければ」自分のためになるはず
がないと思っている人が多いと思います。(笑)
「つらく」なければ自分のためにならないと…..

私からのメッセージ

難しくなければ勉強じゃないと言う
まちがった考えを捨てて、簡単な
楽しめる英語を沢山きいてください。

 

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リスニング - 聴くしかない!

当たり前ですが…

英語のリスニング力を鍛えるには、
英語を聴くのが一番の方法。
聴かずして、リスニングができるように
なるわけがありあません。
歌手が歌う練習をせずに、歌が上手に
ならないのと同じ事ですよね。

別に英語の講師や言語学者じゃなくても
わかりそうなことなのですが、わかって
いないような英語学習者って結構多い…

 

リスニングに限らず

私のテンプル大学のTESOL
の修士課程の先生が言っていた
ことで, 今でも頭に残っている
事があります。
すごく、当たり前のことなのですが…
それは、

“You learn to listen by listening”
「きくことによって、きけるようになる」

“You learn to speak by speaking”
「話すことによって、話せるようになる」

“You learn to write by writing”
「書くことによって、書けるようになる」

このシンプルな言葉が、どれほど
説得力があったか!
自分の英語の教え方に自信が
持てるようになりました。

ありがとうデイビッド・ベグラー先生!

 

残念な英語学習者

これは、私が23年間英語を教えて
きて感じたことなのですが、
非常に多くの生徒さんが、実際の
リスニングをするより、リスニングに
関する講義を受けたり、読んだりする
事の方が重要だと思っているようです。

リンキングとか同化とか弱化等の
英語の音の法則を授業で勉強する
ことで、英語が聴けるようになる
と勘違いしている生徒さんがいます。

まあ、英会話学校はそう思って
ほしいのでしょうけど。

でも、考えてもみてください。
打撃の理論書を読んで、野球の
球が打てるようになりますか?
マラソンの本を読んで、マラソン完走
ができますか?

練習しないとできませんよね。

 

もちろん音の法則も大事

勿論、英語の先生として、英語の音の法則
等を教えるのは有意義だと思います。

しかし、これって1回の授業でほとんど全部
教えられます。12週間のリスニング・コース
は必要ありません。あとは自分で英語を
ききまくればいいのです。

音のつながり(リンキング)について
知っているのと、実際に音のつながりを
聞き取れるのは全く別次元なのです。

しかも、ネットを調べれば高い授業料を
払わずに、ただで英語の音の法則を
知ることができます。

私は皆さんが高額な授業料を払って
英語を「聴き」に来るのが申し訳なくて。
家でも英語をきくことは出来ますから。

言語の学習とはストイックで孤独な
事がおおいのです(笑)

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リスニング -Listening ができないとは

リスニングが苦手な生徒さん

生徒さんからリスニングが苦手とか
リスニングが全くできないとか、相談
を良く受けます。相談でなくてただの
ボヤキかもしれませんが…

その様な生徒さんには、
「具体的に何ができないの?
何が問題なの?」
と尋ね、問題の分析に入ります。
もちろん、自己分析できる生徒さん
は少なく、私の方からさらに尋ねます。

「それって活字だったらわかるの?」

大体の生徒さんは教材のCDやMp3
等の教材をきいています。流れてきた
内容が書いてあるスクリプトを持っている
はずです。それを読んでも意味がわから
ない人は、リスニング、いわゆる聞き取りの
問題じゃないですよね。

英語力の問題ですね。語彙・表現不足が
原因の可能性が「大」

「読んだらわかるんだけど」

そう言う学習者は英語の音の聞き取り
が問題です。耳を鍛える必要があります。
英語の音に慣れなくては。
でも、このような人たちの方が、
「スクリプトを読んでもわからない」
学習者よりは、上にいます。
がんばりましょう!

何をがんばるかって?

ひたすら英語を聞いてください!

「聴く」とわからない学習者

このような英語学習者も、なにが
問題で聞き取れないか考える
必要があります。そう分析です。

1.自分が思っている発音と違う

英語の単語の発音を間違って
覚えていれば当然英語をきいても
わかりませんよね。
間違っていなくても、日本語にない
「th」「r」「v」等の英語独特の音が
認識できないのも問題です。

2.一語一語はわかっても

文章になり言葉が並ぶと、色々な
ことが音声上生じます。
代表的なものが音がつながる
りンキング、リエゾンと言うものです。
つながるので、一つの言葉と思って
しまい、なんのことかわからない。

他にも音が消えたり、音の同化など
が生じて英語学習者を苦しめます。

3.ただ単にスピードについていけない

「速すぎてわからない」 - ありえますよね。
速すぎて、一語一語聞き取れない
と言うこともありますが、一語一語
聞き取れても、処理速度がついていかず
「意味」としてききとれていないケースが
非常に多い。
単語の羅列としか耳に入ってこない。
その単語の羅列の意味を考えている
間に二つくらい先の文章になっている。

これも、慣れるしかないですよね。
もちろん、活字にしたらわかる人達
ですよ。

英語の音声を活字にしてもわからない人は
語彙力や文法を強化してくださいね。

まとめ

と、言うことで「リスニング」ができないと
嘆いている学習者は、何が問題なのかを
分析して、その問題を意識して英語にとり
組んでください。
きっと、充実した「リスニング強化」が
できると思いますよ。

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リスニング - 一番てごわいのでは?

リスニングは非常に難しい

スピーキングが一番難しいと思っている
英語学習者は結構多いです、特に初心者。
しかし、英語をある程度勉強してきた
人は気づきます、「リスニングは難しい」と。

英語で話す分に関しては、自分のスピードで
自分の知っている表現、単語を使って
話せますが、リスニングはそのようなわけ
にはいきません。
相手は自分のスピードで、自分の使い
なれた表現、単語で好きに話します。

何がくるかわからない!

例えばアメリカのレストランで食べ物を
注文する時、自分自身はトラベル英会話
クラスで習得した英語表現を使って注文
できますが、ウェイターは教科書に出て
こなかった、クラスできいたこともないような
表現を、すごいスピードで連発す
るかもしれません。

つまり話す方は英会話の教科書通りに
出来ても、リスニングはそうとは限らないのです。

相手が投げてくる球に合わす必要があります。
観たことがない球種、スピードの球に応えるのは
至難の業。(自分ながら素晴らしい例えだ)

通常の会話では相手は好きな速さで、好きな
言葉を用いて英語を話してきます。

それを聴きとるのって、ものすごく大変ですよね。

結論

なにが言いたいか?
リスニングをおろそかにしてはいけない。
英語のスキルの中で一番難しいと私は
思っています。
しかも、一夜漬けみたいな詰め込みは
きかない。
手遅れにならないように、コツコツと
毎日ちょっとでいいので、取り組んでください。

リスニング、できない人は本当にできない。

英語の資格試験等でリスニングのスコア
が低くて目的の級、点数に到達しなかった
生徒さん、道のりは長いですよ。

リスニングが良いけど、筆記がダメな
人の方が絶対に点数がアップしやすい。
英語の先生として文法や英語読解、語彙・表現は
まだ教えやすい。

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