カテゴリー別アーカイブ: スピーキング

スピーキング – 決まり文句の丸覚えは?

賛否両論ありますが

私は賛成派です。

特に英語を勉強しはじめた
ばかりの人は、使えそうな
表現を丸ごと覚えて、言える
ようにするとすごく役に立つし
プラスになると思います。

丸覚え反対の人は…..

丸覚えを支持しない人々の
理由、根拠を想像で書かせ
てもらうと、丸覚えじゃ応用が
きかない、決まり文句を並べ
ただけではコミュニケーション
はできない、自分で英文を
作れる能力の方が大事等で
ないでしょうか。

実際ネットで検索すると次のような見解が

「会話で使うフレーズは数冊の本に
まとめられるほど少なくありません。
しかも普通の人が丸暗記できる
記憶の量には限りがあります。」

出所:http://suisuieikaiwa.com/htse/index.htm
       すいすい英会話

私もそのとおりだと思います。
ただ、私はフレーズ丸暗記が
無意味だとは思わないのです。

 

勿論決まり文句の暗記だけでは…

私もフレーズの丸覚え
だけでは, 英語の習得ができる
とは思っていません。
そもそも、「すいすい英会話」の方が
言っていた様に、全ての表現を頭の
中に蓄えることはできませんよね。

自分で言いたい事をゼロから
英語にする能力は絶対必要です。

しかし、自分の言いたいことを
自分で考えて、英語に出来るよう
になるにはかなり時間を要します。

英語を勉強し始めた初心者が
いくつか使えそうな決まり文句
を身につけるだけで、色々な意味
においてプラスになると私は思っています。

そのプラスについては後日….

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スピーキング - InputもOutputもバランスよく

Inputがなければ….

取り入れた知識がなければ、
Output(話す、書く)が出来ないことを

スピーキング - Inputしていないものは…

で書きました。
これは決して最初にインプットばかりを
しろ、という意味ではありません。
アウトプットの同時進行も

「取り入れた知識がなければ、
Output(話す、書く)が出来ない」
これは反論のしようが無い事実
だと思います。

しかしだ……

最初はずっとインプットばかり
と言うのもお勧めできません。

インプットした表現を口からだす練習
(アウトプット)は、いくらでもできます。
インプットしながらアウトプットすれば
いいのです。ある英語表現を覚えるのに
そのひょうげんを何回も口に出しながら
習得すれば一石二鳥です!

英語に限らずどのようなことも、ワンパターン
ではなく、多角的に取り組んだほうが
効果があると言うのが私の考えです。

 

もうすでにインプットされた英語が

日本で中学・高校に行った人は6年間
英語のインプットを既にしています。
大学に進学した人は更に最低2年間
英語の勉強をしているはずです。

ほとんどの大人の英語学習者は、頭の
中に英語がインプットされているはずです。

インプット済みのレベルと同等の英語を、
同時進行で口から出す練習(アウトプット)を
行えばいいのです。

My name is Kenji.
I am a businessman and I work for
a computer company in Shibuya.
My hobby is playing golf.

これでしたら中学の英語で十分です。

 

結論
インプット済みの英語があれば
アウトプットと平行して行いましょう!
何事もバランスが大事です。

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スピーキング - Inputしていないものは…

まずは英語を入力

あたり前の事ですが、英語で
話している時に、知らない単語や
表現が急に口から出てくる事は
ありえません。
知識として入力済み、つまり
触れたことのある英語しか出てきません。

インプット(入力)は言語習得の基礎を
形成します。インプットを継続的に
行う事は苦しく、時間を要する作業ですが、
これがまさに言語の習得で一番大事な
事なのです。

 

インプットした表現が… 

意識的な習得までいかなくてもいいのです。
インプットをとおして見たり、聞いたりした
だけでも、知らないうちに蓄積されます。

実際私は、みたり、きいたりしただけの表現が
急に口から出てきた経験が何回かあります。

不思議な感覚です。口から本で読んだことが
ある言い回しが急に出てくるんです。
本当にびっくりしますよ。

自分で「今の表現、初めて使った!」

そして、「インプットって本当に
大事なんだな~」って実感します。

 

特にスピーキングのためには

総合的な英語力のためには
リスニング・インプットもリーディング
インプットも不可欠です。
しかし、スピーキングのためには
当然ですが、リスニング・インプット
が特に重要です。

英語の音を耳から入れておかないと、
スピーキングの時正しい発音ができません。
きいたこともない言葉はどのような発音
をすればいいのか、わからないわけですから。
確かに辞書をひけば発音記号がのって
いますが、耳から入れた音の方がよほど
発音の参考になります。しかも、発音記号
より頭に残る事はまちがいありません。

そもそも、私は発音記号自体苦手です(笑)

私がフランス語やイタリア語の他言語を
習得しようとする時は、リスニングから
始めます。と、言うかはじめどころか
ずっとリスニングばかりですかね。
5年くらいビギナーのままですが。

私の考えとしては、言語の「音」を頭に入れて
おくことは非常に重要。

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スピーキング - 日本語会話できますか?

会話を続ける能力

パーティーで横に座った人と
お話をしたいと思います。
もしかしたら、本当はしたくない
のかもしれませんが、しないと
気まずい。気まずい雰囲気で
苦しい。しかも、横に座っているのに
一切口をきかないのは常識に
かけているかも。他のパーティー
出席者も気づくだろう….
非常識だと思われたくない。

そんな時に、自然に話しかけて
話が途切れないようにする能力
が「会話力」だと私は思っています。

しかし、あなたはこれを日本で、日本人
相手にできますか?

つまり、
「あなたは日本語会話ができますか?」

現実はきびしい

日本語で初対面の人に、自然に
話しかけ、会話を続けることが
できなければ、当然ですが英語で
はできませんよね。

でも、それを認識せずに私が
教えている学校でもスピーキング
のクラスに入っている生徒さんが
います。

例えば1回目の英会話の授業で、
それぞれの生徒さんに自己紹介を
英語でしてもらいます。
自己紹介が終わった後に、他の生徒さんに
「なんか彼に質問をしてください」とそくしても
シーンとしていることがあります。

生徒さんにきくと、
「別に質問したいことがない」
「質問が思いつかない」
「何をきいていいのかわからない」
等、英語以前の問題が….

英語を話すと言うことは

私は英語を話すことには、
「沈黙」を作らずに、相手から
発言をひきだし、話を続ける能力
も含んでいると思います。

あいさつから始め、世間話を
自然にする事は簡単ではありません。

使える英語を目指すのであれば
そこまで出来るように、がんばって
ほしいですね。

そこまでできて、「英語が話せる」
「英語でコミュニケーションがとれる」
と言えると私は思っています。
日本語の文章を英語で言える
だけでは通用しません。

少なくとも、私自身自分はそのレベル
を目指しています。

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スピーキング - 英会話の何が難しいのか

ある言語を話すと言うこと

第二言語を話せるように
なる事はすごく大変なことです。
当然ですが、多大な時間、努力を
注ぎこまないとできません。

私自身も「英語を話せるようになりたい」と
苦しみながら、日々頑張っている生徒
さんを何人も知っています。

でも、何をもって「話す」とこれらの
生徒さんは思っているのだろうか?
自分が言いたい事を、英語で
表現できるレベルだったら、難しいけど、
地道な勉強でなんとか出来ます。

つまり下記の内容程度の事を、英語で
表現する事を「話す」と言うのであれば。

「来年アメリカに行きます」
「コーヒーはいかがですか?」
「私は大学で英語を専攻しています」
「おくれてごめんなさい」

あるいは、「スピーチ」をスピーキング
(英語を話すこと)と言うのであれば、
しつこく追求すれば到達可能なゴールです。

つまり英語を発するだけでしたら、
発音等も含め、がんばればなんとかできます。

 

キャッチボールとしての会話

しかし、会話とは相手があって
成立します。
勝手に英語を一方的に話す
だけでは、会話ではありません。
相手の言ったことに適切に
反応するのです。

と言うことは、リスニングができないと
そもそも「会話」と言う意味での
英語のスピーキングはできません。

でも、それは別のスキルとして考え、
ここでは、相手の言っている事はわかる
と言う前提で、「英会話」の難しさを考えましょう。

相手との関係

まず、相手との関係を考える必要が
ありますよね。相手が友達、先生、上司
パーティーで会ったばかりの人、それぞれ
適切な表現や言い回し、そして適切な反応
が必要ですよね。

状況に応じた英語

また、職場、授業、パーティー、
会議等、状況によっても、話す
内容も英語表現も変わってきます。

確かに英語には日本語で言うような
システィマテックな敬語はありません。
でも、丁寧な表現とか、目上の人に
適切な言い回しとかはあります。

会話のスピード、テンポのよさ

そして、リアルワールド(厳しい現実社会)
では、英語のスピードは大きな意味を
持ちます。

例えば、アメリカに行って生活
するとしましょう。学校とかパーティー、
あるいはなんかの習い事の場で、
友達を作ろうとして、英語で話しかけ、
会話を始めたとします。

もし、あなたの話す英語が、スロー
モーションだったら、あなたのゆっくりした
英語を根気強くいつまでも聞いてくれる人
は少ないでしょう。

日本に興味があるとか、あなたがかわいい
とか特別な理由があれば別ですが…

英会話のレッスンと現実はちがう

英会話学校の先生はニコニコしな
がら、あなたのゆっくりどころか、
たどたどしい英語を聞いてくれるかも
しれませんが、現実は厳しいと思いますよ。

だから、私は他言語を習得しようとする時、
覚えようとする言語のターゲットのフレーズを
速く言えるように練習します。

速く言えなければ、言えた事に
ならないと言うのが私の持論です(笑)

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Speaking – やはり花形

英語が話せたらなあ

多くの人の夢ですね、英語を話すのって。

日本に数多く存在する「英会話学校」
が、日本人の英語ペラペラへの願望を
表していますよね。
皆さん、知っていましたか?
他の国、まあこの場合欧米の国々
を指していますが、他国では
語学学校はあるけど〇〇語会話学校は
ありません。

つまり、外国では言語の習得には
話すことは当然なものとして、含まれて
いるわけです。わざわざ〇〇語会話と
言わないのです。

まあ、アジアの国には日本同様
英会話学校とかありそうですが…

ともかく、日本には「英文法学校」
とか「英語読解学校」とかはないのに
「英会話学校」一大産業なんです。

もし皆さんの家の近所に
英文法学校があったらごめんなさい….

推測で言ってしまいました。

でも、私は見たことがありません…

 

難しそう…英語を話すって

確かに外国語を話せるように
なるのは難しい。簡単とは言いません。

先ほど多くの人の夢だと言いました。
しかし、夢といっても、到達可能な夢
だと私は思っています。

ただここで言う英語を話すというのは
自分の言いたいことを英語で口から
出せる能力のことを言っています。

暑かったら、”I’m hot.”

飲み物がほしかったら、
“Could I have something to drink?”

テレビを見たかったら、
“I want to watch TV.”

この様な事を自分で英語にして
口から出せる事を「英語を話す」

スピーキングより難しい…

しかし私に言わせたら外国語の
リスニング(聞き取り)の方が、よほどてごわい。
外国人と話している時のリスニングを
想像してください。相手は好きな表現・単語を
用いて、好きなスピードで話してきます。
あるいは飛行場や公共の場でのアナウンス。
映画やテレビドラマ….  容赦しない速さ。

それと比べたら、スピーキングは自分の
知っている単語を, 自分の知っている文型
にあてはめて、それに自分の知っている
イディオム(慣用表現)で味付けすれば
いいだけですから… しかも自分の好きな
スピードで話せます。
(相手がどう思うかは別問題として)

可能なんで、がんばって

と、言うことで、結局何が言いたかったんだ?
言いたいのは、「英語が話せるようになる」ことは
簡単ではないけど、とんでもなく到達が難しい
目標じゃないってことです。

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