リスニング -Listening ができないとは

リスニングが苦手な生徒さん

生徒さんからリスニングが苦手とか
リスニングが全くできないとか、相談
を良く受けます。相談でなくてただの
ボヤキかもしれませんが…

その様な生徒さんには、
「具体的に何ができないの?
何が問題なの?」
と尋ね、問題の分析に入ります。
もちろん、自己分析できる生徒さん
は少なく、私の方からさらに尋ねます。

「それって活字だったらわかるの?」

大体の生徒さんは教材のCDやMp3
等の教材をきいています。流れてきた
内容が書いてあるスクリプトを持っている
はずです。それを読んでも意味がわから
ない人は、リスニング、いわゆる聞き取りの
問題じゃないですよね。

英語力の問題ですね。語彙・表現不足が
原因の可能性が「大」

「読んだらわかるんだけど」

そう言う学習者は英語の音の聞き取り
が問題です。耳を鍛える必要があります。
英語の音に慣れなくては。
でも、このような人たちの方が、
「スクリプトを読んでもわからない」
学習者よりは、上にいます。
がんばりましょう!

何をがんばるかって?

ひたすら英語を聞いてください!

「聴く」とわからない学習者

このような英語学習者も、なにが
問題で聞き取れないか考える
必要があります。そう分析です。

1.自分が思っている発音と違う

英語の単語の発音を間違って
覚えていれば当然英語をきいても
わかりませんよね。
間違っていなくても、日本語にない
「th」「r」「v」等の英語独特の音が
認識できないのも問題です。

2.一語一語はわかっても

文章になり言葉が並ぶと、色々な
ことが音声上生じます。
代表的なものが音がつながる
りンキング、リエゾンと言うものです。
つながるので、一つの言葉と思って
しまい、なんのことかわからない。

他にも音が消えたり、音の同化など
が生じて英語学習者を苦しめます。

3.ただ単にスピードについていけない

「速すぎてわからない」 - ありえますよね。
速すぎて、一語一語聞き取れない
と言うこともありますが、一語一語
聞き取れても、処理速度がついていかず
「意味」としてききとれていないケースが
非常に多い。
単語の羅列としか耳に入ってこない。
その単語の羅列の意味を考えている
間に二つくらい先の文章になっている。

これも、慣れるしかないですよね。
もちろん、活字にしたらわかる人達
ですよ。

英語の音声を活字にしてもわからない人は
語彙力や文法を強化してくださいね。

まとめ

と、言うことで「リスニング」ができないと
嘆いている学習者は、何が問題なのかを
分析して、その問題を意識して英語にとり
組んでください。
きっと、充実した「リスニング強化」が
できると思いますよ。

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